週刊T&Amasterの判例記事について

税務・会計・会社法の総合情報誌で、専門家の人達が購読している週刊T&Amasterの記事で不思議な事を見つけた。
私も判決文を持っている、税務訴訟での判決記事だか、裁判での争点は以下の内容です。

  1. 国民は、土地の評価額を不動産鑑定に鑑定評価を依頼して、鑑定書での評価額150万が正しいと訴えた。
  2. 国は、財産評価通達での評価額1,600万が正しいと主張する。

しかし、週刊T&Amasterの記事では、国民は”ゼロ評価すべき旨など主張した納税者”と紹介されていたので、週刊T&Amaster編集室に問い合わせたところ、国民が、150万円の評価額の正当性を証明する為に、いろいろな事例を主張したなかに”0円と評価されるべきであると”、その事例では書いた事を根拠に、記事は間違っていないとの、回答がありました。
上記の論理では、判決文の一部を抜き出しでどのようにも裁判の争点を決めて記事にしても正しい事になります。
マスコミとはこのように、一部のみ抜き出し真実と違う記事を書く事を再確認しました。
皆様も、マスコミの記事を鵜呑みにしないように気をつけてください。

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